吉祥寺オステオパシーサロン【ブレスオブライフ】

整体、健康、美容関係のブログです

自然治癒のしくみをあなたへ。

自然治癒のしくみをあなたへ。

体から出てくるものには
必ず理由があるのです。

ですから薬で止めるという選択肢は
毎回ベストではありません。

私はオーガニックに
過ごしたいと考えています。

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野口晴哉著 健康の自然法(廃版)より》

中毒

ガスその他中毒の救急法もあるが、まず要るのは食物のことだろう。食物の中毒も、食べる時に嗅いで食べることさえ知っていれば免れるのだが、意地きたない人間は狼より用心しないで口に入れる。

どんな動物だって食うことにこんなに慌てることもなかろうが、昨日も京都からの汽車の中で、吐き下し、苦しみ、蒼くなって道場へ駆け込んだ女性がいた。

中毒だ。腐ったものを食えば吐くことも下痢することも当たり前のこと。それを胃袋が悪くなったように騒ぐ。吐くのをとめろ、下痢をとめてくれと。

冗談じゃない。体の行っている治療法を邪魔して療法はない。
吐くことだ。
腸に入ってしまったなら下痢することだ。つまり外傷のようなもので、出してしまえばそれで終わる。

発疹、下痢は胃袋が怠けていた証拠、しかし排泄の機能は失われていなかったと言える。吐くべし、下痢すべし、発疹すべし、発疹が鈍ければ発熱は止むを得ない。消毒法だ。

だがそういうことに苦しむことは体の働きに理解がないと言える。構造と機能を知っていれば、苦しいなかにも快があることが判る。その苦しむ専門なのは口や鼻の怠慢を胃袋や腸になすりつけているからだ。

もっとも足の第二蹠骨底にいつも余分な力を入れている人は中毒しやすい。そこが何かでつっついて痛みを感じないようだったら、その部に愉気しておけば不時の中毒は免れる。中略

先ず足の第二指(多く右だが左も確かめた方がよい)を曲げて足のうらにつける。そのつく場所が
普通は柔らかいが、硬張ったり、厚くなっていたりしているからそこを刺激する。ひどい中毒の時などはヤケヒバシを当てても感じないくらいに鈍っているこら、痛みなり熱さなりを感じだしたらやめてよい。後略
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