女性に多い手のトラブル
テーマ:女性に多い手の関節トラブル
腱鞘炎とかバネ指とか多いですよね。
指動かすと痛い。
指曲げたら曲がったままだから自分の残りの片手で直してあげないといけない。
いくら揉んでもなおらない。
そんなふうに訴えるクライアントが多いですね。
潜在的に疲労だけでなく、ホルモンの関係もありますでしょうから、
やはりお腹、背中、首、肩、脚と全身をしっかり診て全身調整してから、最後に局所の調整に移る,,,
そういう流れが望ましいかと思われます。
昨日のクライアント。
工場で何十年と縫い仕事されてる方。
主訴は頚肩こりと腕のパンパンをどうにかしてほしいとのこと。
所見
肩が前に巻いているのと魚際がパンパンなのと。肺経ラインの過緊張が目立ちます。
何十年と同じ仕事されてるので前腕も親指も内側に巻き込んでました。
あとは
肝臓の反応(+)
副腎疲労(+)
上胸椎の過緊張(+)
などなど、、、
内臓調整というよりは
疲労と構造の問題を解決すれば緩解するだろう。
ということでスタート。
肝臓や副腎疲労に効くツボを使って筋肉の強張りに加担しているであろう内臓を調整します。
↓
首、肩、腕に行ってる交感神経の調整
↓
首は揉まないでジョイントモビライゼーション。
そして頭の筋膜リリース
↓
肩にジョイントモビライゼーション
↓
肘にジョイントモビライゼーション
↓
親指のふっくらしている所(魚際)の反応が強いのでシーソー関係にあるツボを使って反応を消してゆきます。
(親指は肺経なので親指を酷使すると肺を痛めて早死にするという都市伝説があるので、親指調整を大事にしております(゜〇゜;))
↓
魚際の痛みが半減した所で
肺経ライン上にある筋膜や骨を整えれば経絡の反応が消えてくるのでジョイントモビライゼーションを
トウ骨、手根骨、中手骨、指骨へ。
筋膜の寄れを丁寧に伸ばしてフィニッシュ。
パンパンでゴツゴツだった手がふっくらと優しい手に戻られた感じでした(*^ー^)ノ♪
腕や目の疲労は全身に波及しますのでね、揉んでも良くならないという方こそ均整法を受けて頂きたいと思います(*^ー^)ノ♪